未来の食卓
少し前からあちこちで噂が聞こえていた映画、「未来の食卓」を見てきました~
フランスの小さな村でのドキュメンタリーで、ワインの原料となるぶどうの栽培が盛んな村。
かつては宇宙服のようなヘルメットを装着して、すごい種類の農薬を散布していたそうです。
その栽培農家さん自身や身内が、生殖異常や白血病、ガンで失った子供のことを胸が詰まるような言葉で語る場面が織り込まれながら、この村の村長さんが「村の学校の給食とお年寄りの宅配弁当の食材を全てオーガニックにする」と宣言したところから、子供達や村人の意識が変わっていく様子が描かれています。
雨水を利用しての水やり、ラディッシュの種取り、収穫したブロッコリーの茎をなめてみる。
こんな野菜作りを通じて子供達が体験する意義はすごく大きく、その子供達の意識と行動が、やがて大人たちの意識も変えていきます。
大人たちは、
◎オーガニック食材を食卓に取り入れ、地元のファーマーズマーケットに出向く
◎作った料理を広場に持ち寄ってパーティーを開く
◎かつて加工品・冷凍品を使っていた給食調理員さんたちは、給食の時間に子供達にオーガニック野菜の話をするようになる
◎村の自然食品店が繁盛するようになる。
◎村長さんが有機農家さんと一般農家さんの話し合いの場を設ける場面では・・・
はじめは「そんな農業は出来ない」と頑なだった一般農家さんが、「ウドンコ病が出たときにはどう対処するのか?」とアドバイスを求めて歩み寄る。
たくさんのテーマが盛り込まれている映画だと思いますが、僕が一番響いた場面。
オープニング&エンディングで、子供達が村のオリジナルソング(?)のような歌を歌うんですが(結構過激で攻撃的な内容)、「石油マネーに振り回されるなー!」という歌詞があって、単に健康や環境に良いから、という理由だけではなく、村全体が「有機農業を中心に自立した経済で安定する」という大きな目的を持っているように思えました。
さらによく議論に上る、
「オーガニックって高いでしょ?」
「一般の農家さんの生活もあるし」
「世界中がオーガニックになったら食料が足りなくなるし」
そんなクエッションにも答えてくれています。
一人の村長さんの想いが13人の議員さん達を動かし、やがて村全体を巻き込んだ「オーガニック化」は、今やあちこちの村から視察が相次ぎ、国からは予算も下りてきているそうです。
機会があればざひご覧になっていただきたい作品です。
いつかへっころかごんばちでもやりたいなあ。
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