ほうとう教室 真夏の陣
7月24日(木)・・・上天気♪
毎年冬に、お隣の亀井野小学校の5年生の子供たち対象にお招きいただいている「ほうとう教室」。
今回は、先生方もトライ!ということで、普段めったに入ることもない給食調理室で、栄養士さん、給食調理員さんも一緒に20人ほどでほうとうを作りました。
普段のほうとう教室では子供たちだけですべて仕上げてもらうので、先生方の中には生地をこねたりするのが初体験の方も。
でもさすがですね~、要領よく力強く、見事にこねあげ、延しも均一の厚みに仕上げました。
いつも子供たちに愛情いっぱいの給食を作ってくれている調理員さん。
2学期には「手打ちほうとう」がメニューに加わるかも?
先生よりもお蕎麦屋のご主人の風貌ですね~
教頭先生もトライ!おふくろの味~
野菜もすべてみなさんで刻みました。
調理員さんはもちろん、先生方も見事な手つきでした。
材料はすべてへっころ谷から持参しましたが、調理器具などはすべて調理室のものをお借りしました。
さすがに一度に300人分の給食を作るだけあって、すべての道具が大きい!
生地を熟成させている間、短い時間でしたが、輸入小麦と国産小麦の性質の違い、身土不二・一物全体食、子供の食事と大人の食事の違いのことなども、精一杯お話させていただきました。
ちょうど今朝の神奈川新聞に神奈川の食育推進計画などの記事が2ページに渡って大きく掲載されていましたが、その中で、食育推進の狙いとして、以下の3つが書かれていましたので、こちらも引用させていただきました。
【第一に、食生活を中心とした生活習慣の改善の必要性があり、大人になって生活習慣病が発症してから慌てて取り組むのではなく、子供のうちから正しい生活習慣を育んでいくこと。】
これについては、「三つ子の魂100まで」という言葉があるように、3歳ごろまでにインプットされた味覚は、そう簡単には修正が効かないって事は、ファーストフードの客層が徐々に高齢化しているって事を見れば分かりますよね。
【第二に、食料自給率の問題で、カロリーベースで38%まで落ち込み、神奈川にいたっては3%という数字。
生産地と消費地の距離を縮めていく努力としての地産地消の推進。】
神奈川3%は私もショッキングな数字でした。
昨今のエネルギー事情も踏まえ、地域で小さく循環していく必要がありますよね。
【第三に、教育の問題として、私たちの食事は様々な動植物の命を受け継ぐことであり、そこに「いただきます」「ごちそうさま」という感謝の言葉を忘れてはならないこと。】
これについては言葉で言ってもなかなか伝わることではないと思っています。
私は「体験」させてあげることが手っ取り早いと思っています。
子供たちが自分たちの手で、食べ物を作る。
単に収穫体験だけではなく、種まきから草取りなども。
これは以前から提案させていただいていましたが、今年のほうとう教室では、子供たちが今、学校の菜園で育てているサツマイモと、2学期になってから蒔く根菜類が使えそうです。(やった~!)
さらに来年は、子供たちが小麦を育てるところからやってみませんか?
という提案に、栄養士さんや先生方が興味を示してくれて実現できそうです。(最高ー!)
これは近所の農家さんや日大の学生さんたちともコラボレーションしていきたいと思っていますので、報告を楽しみにしていて下さいね。
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